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入れ歯のこだわり(技工士編)

私達、技工士のこだわりは、『患者さんの意向を最大限に考慮した義歯を作ること』この一言につきます。
 

入れ歯のがたつきや動きを最小限に抑えた審美クラスプの設計

部分入れ歯の作成では、入れ歯の設計をする際に、サベイヤーという測定器を使用します。
 

サベイヤー

サベイヤー

サベイヤーとは?

部分入れ歯の設計において、「残っている歯の平行性の確認」「アンダーカットの分布の確認」「残っている歯・歯ぐきの最もふくらんでいる所の印記」を行い、「義歯の取り外しの方向の決定」から「バネの種類決定」「部分入れ歯のあごの部分やつなげている金属の設計」などを模型上で行うために欠かせない器具です。


そのサベイヤーで、残存している歯に対して、どの位置にどのような入れ歯の装置を使用するかを決定するのですが、一般的に使用されているサベイヤーは一方向のみしか測定できないものが多いのですが、私達は『見た目の美しさ』を考えた入れ歯を製作する為に、通常のサベイヤーでは難しい、3Dサベイヤー(IBAシステムサベイヤー)を用いて入れ歯の設計をしております。
 

3Dサベイヤー

3Dサベイヤー

3Dサベイヤーとは?

x軸、y軸、x2軸、z軸の独立した回転軸を備えており、これにより維持力と審美性に優れ、入れ歯の動きを最小限に抑えた審美クラスプの設計が可能となります。


審美クラスプ

審美クラスプ

通常、金属で製作する入れ歯のバネですが、歯ぐきの色でできている審美クラスプに変更する事で金属のバネのない入れ歯ができます。
その際に、最大の特徴である審美クラスプが大きすぎたり、小さすぎたりして、見た目や機能面に問題が出ないようにするためには、3Dサベイヤーのような複雑な取り外しの方向が設定できる装置が絶対に必要となります。

 

歯ならび(咬合平面)を調整し、患者様のお口の中に応じた材料で対応

咬合平面診断器

咬合平面診断器

また、次のこだわりとしましては、咬合平面診断器を使用してお口の中の歯ならび(咬合平面)を整えたり、一つとして同じもののない患者様のお口の中に応じた材料で対応できるようにするために、人工歯や床材料を多種類保有している点です。

歯ならび(咬合平面)を適正に回復する事は、体と調和した咬み合わせを考えた時に、とても重要なことの1つです。
ですので、当社は左右対象になるようにAS咬合平面診断器を用いており、これによって最大限お口の中で、左右対象の歯並びとなるようにこころがけています。
 

材料的な事でいうと総入れ歯、部分入れ歯など様々な条件に対応できるよう床用レジン、人工歯の種類を多数保有しており、色調、形態、作業内容などを考慮して適切な材料の選択をこころがけています。
 

例えばプラスチックの入れ歯(レジン床)には適合や耐久性などの点で最適とされているイボカップシステムの導入などで患者さんに満足していただいております。


人工歯


また部分入れ歯では、後々、歯がなくなるなどが予想されますので、後の修理を考慮した上で、常温重合レジンを選択をする場合もあります。

患者様のお口の中に応じて、イボカップシステムや常温重合レジンを使い分けていますが、それも材料を多数保有していることで可能になることの一つだと思います。


イボカップシステム

イボカップシステム

イボカップシステムとは?

イボカップシステムは、3トンの圧力に耐えるフラスコと重合収縮を補うことができる方法で、重合中にレジンに圧力をかけて、収縮を補正しながら精度のよい義歯を作ることが可能な方法です。
イボカップで製作された義歯は強度が強く、透明感にも優れ、重合精度が高く、長い仕様にも変質しません。



 

信頼できるメーカーの金属の入れ歯(金属床)を使用

金属の入れ歯では、120年以上前から歯科補綴物の製作材料を手がけていて、世界中から高い品質評価と信頼を得られているドイツBEGO社のシステムを選択しています。
(※BEGOはドイツ・ブレーメンにある歯科器材・歯科材料メーカーです。
BEGOは1890年代にウィルヘルム・ハーブストが、充填材として用いられる金箔、アマルガムと歯科インストルメントを製造する「ブレマーゴールドシュレーゲライ」を設立しました。
その後、今日まで119年間、常に高品質、ハイテクノロジーを使用した歯科用の金属、材料、機器を製造販売しています。高品質、作業性の良さ、健康に配慮されたBEGO製品は世界中で使用されています。)
金属の比重や、修理のしやすさを考慮した上で選択し、与えられた条件内で患者さんの要望に最大限近づける技工物を提供させていただきます。

 

設計から使用後のメンテナンスまで、患者さんの要望に出来る限り対応

レーザー溶接機

レーザー溶接機

入れ歯の使用上どうしても必要となるメンテナンスにも力を入れています。
例えばコバルトクロム床では、完成後、歯がなくなってしまい、修理が必要になった場合も、短時間で終えられるように、レーザー溶接機で金属と金属を接着させることができる設備も用意しています。


それによって、一度作った自費の入れ歯を作り直すことなく使用することができます。
このようにして、設計から使用後のメンテナンスまで、患者さんの要望に出来る限り対応できる技工士を目指しています。
 

 

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